旅の準備と反省
ざっくりと持ち物の点から今回の旅の反省をしてみます。
まずは持っていったものに関して。
- バックパック
Osprey Kestrel 48 という、 48 リットルのものを持って行きました。夏場ということで、防寒はさほど必要でもなかったので、自転車用の工具や輪行袋を含めてこのサイズで収まりました。背面パッドはしっかりフィットしているので、疲れることもなくちょうどよかった。側面のポケットがしっかりしているともっとよかったのだけれど。あとは文句なし。
- ヒップパック
自転車に乗るときは腰につけて、歩いて街をぶらぶらするときは肩にかけて使用しました。人が多くて流れのあまりないところでは体の前に回してフロントバッグとして使っていました。取り回しがしやすくて、かつガイドブックが入る大きさだったので、重宝しました。ファスナ式のパックでスリの被害に合う日本人を何人か見たので、バックルとベルクロで留めるタイプだったのは思いのほか助かりましたが、基本的にスリ対策には向いていないかも。
- クレジットカード
JCB と VISA を持っていったけれど、ヨーロッパでは VISA か Master さえあればなんとでもなりました。 JCB は保険に持っていきました。 JCB 自体が使える店は稀に見かけましたが、出る幕はありませんでした。クレジットカードを持っていくときは、出発前に限度額と付帯保険に注意した方がよいですね。
- ユースホステルメンバーズカード
ユースに安く泊まれるだけでなく、一部のユースではチェックイン時にデポジットとして現金やパスポートなどの身分証明証を預けなければならないのですが、メンバーズカードがあると、それをデポジットにすることができます。パスポートでは気分が悪いので、これは助かりました。僕はモンベルでたまに買い物をするため、ユースとモンベルのメンバーズカードが一枚にまとまったものを持って行きました。便利です。
- 国際学生証( ISIC )
多くの美術館、観光名所でディスカウントを受けることができました。また、簡易身分証明証としても何度か使いました。学生なら持って行って損はないでしょう。
- ガイドブック
『地球の歩き方 ヨーロッパ 』を持って行きました。ヨーロッパを旅するほとんどの日本人が歩き方を持っているので、ホステルでいろいろ情報交換するのに役立ちました。ヨーロッパをざっくり回るなら、ガイドブックはこれかもしくは『 Lonely Planet Europe
』を持っておくと心強いです。細かいことは現地の人か、もしくは一部の国を細かく回っている日本人に聞いてみたりインターネットで調べるといい感じです。
- 自転車
これはヨーロッパでの短距離移動には役に立ちました。街中はもちろん、近い町へは走ってしまえばいいし、少し遠くても、走れるところまで走ってから、電車に乗ってしまえばよいので、便利でした。輪行には多少の追加料金がかかりますが、すこし走ってしまえばどっこいどっこいです。専用の車両にそのまま載せるだけなので楽チンです。また、自転車で走ることで見える風景もかわりますし、その地域のことをより深く理解できることもあります。ただ、長距離移動には不向きでした。長距離で輪行するとなると、電車の予約が必要で、国によっては輪行できる列車が限られていて、思うように移動できませんでした。もっとも、本当に長距離を移動し始めたのは、ウィーンで自転車が盗まれてからだったので、それは問題ではなくなりました。駐輪するときは、できれば自分の泊まっているホステルのなかに入れてもらうほうがよいです。もしそれが無理なら、固定物にくくりつけて駐輪しておかないと、僕のようにあっさり盗まれてしまいます。
- iPhone 3GS
ほとんどのホステルには Wi-fi が備わっていたので、気になることを調べるのにはもっぱらこいつを使っていました。ただ、 Wi-fi が有料のホステルもかなり多いので、もったいなくてあまり使いませんでした。
- ガジェット類
電源のアダプタは必須です。ヨーロッパの大陸側は C タイプ、イギリスは BF タイプがあればよいです。イギリスでもまれに C タイプを流用できたので、 C タイプだけで凌ぎました。古いものには変圧器も必要かもしれません。できればふたつあると心強いです。
- 着替え
防寒はパーカが基本で、雨天時はレインウェアを併用しました。八月でもパリやロンドンは冷えるので、防寒は必要です。もっとも、ヨーロッパには H&M の店が多いので、記念にそこで買ってみるというのも悪くないかもしれませんね。また、イギリスでは雨も毎日のように降るので、レインウェアや傘もあった方がいいです。地中海性気候のイタリアや南フランスでは、サングラスや帽子が必須です。が、これも H&M で安く調達することが可能です。
- シャンプーや洗剤
シャンプーやボディソープは、日本のコンビニに売っているような小分けのものが海外では売っていないことが多く、また大きい物は飛行機に乗る時にめんどうなので、現地のドラッグストアやスーパで大きめのものを調達する必要があるかもしれません。言葉のわからない国で、毛染めやコンディショナ、ボディローションなどなどがずらっと並んでいる棚からそういったものを買うのは難しいので、できれば言葉のわかりやすい国のうちに買っておきたいですね。僕はボディソープを探すのがめんどうだったので、途中からはシャンプーだけで全身を洗っていました。洗濯用の洗剤も、できれば自分でコインランドリィ用の個包装を多めに持っていくといいです。たいていのホステルでは洗剤も売ってくれますが、高いことが多いです。
- カメラ
銀塩とデジタルの両方を持って行きましたが、初めて来た街でフィルムや SD カードを賢く買うというのはなかなか難しいです。できれば容量に余裕をもってパッキングしたいです。
そして持っていったらよかったかもしれないと思ったもの。
- 寝袋
僕は初めて行く街ではホステルは一度も予約せず、完璧に予約できないとわかったら、その場を諦めて先に進むか、あるいは野宿するかを選ぶといった感じでやっていました。観光客のもっとも多い夏のシーズンで、まったく予約をせずに旅をするというのは、野宿する覚悟がある人でないとやってはいけません。だけど、その方が楽しいです。ホステルを巡っているあいだに現地の土地勘もつきますし、現地の人との会話も増えます。インターネットで次の宿と交通機関のチケットを予約してそれに間に合うように行動するだけという旅をしているような人で、楽しそうな旅をしている人を見た試しがありません。でも、野宿をするなら寝袋は必須です。ドイツで野宿をしたときは、輪行袋にくるまりましたが、寒くてほとんど寝られませんでした。
- 国際キャッシュカード
多くのツーリストは、ヨーロッパでも使えるシティバンクの口座をつくっていました。いまやヨーロッパの金融機関というのも信用できませんが、海外で多額の現金を持ち歩くのはそれ以上に危険です。スリや強盗、詐欺師はどこにでもいます。
- 国際運転免許証
郊外の観光名所に日帰りで行きたいときなど、電車やバスだけでなく、レンタカーを借りていくというのもひとつの手です。レンタカーでは同乗者が多いほど一人当たりは得なので、ホステルで複数の日本人にでも声をかけてドライヴでもすれば楽しかったかなあと思います。実際はしていません。もっとも、僕が普通四輪と普通二輪の免許を持っているのですが、四輪はたいへん残念なことに AT 限定しかありません。ヨーロッパで見かけた自家用車のほとんどはマニュアルだったのですが、オートマティックのレンタカーなんてあるんでしょうか?
- 予備のくつ
サンダルをひとつだけ持っていって、寒ければ靴下を合わせるといった使い方でしたが、ロンドンのホステルで僕のサンダルが他のルームメイトのロッカに紛れ込むという事件が発生して、しばらく部屋から出られなくなることがあったので、くつは最低でもふたつは欲しいと思いました。できればウォーキングシューズとサンダル。
- ノートブックコンピュータ
MacBook Air あたりのノートブックであれば、もっていくと便利だったと思います。とはいえ、あまり高価なものをホステルに置いておくというのも不安です。どうしても必要な時だけ持っていくのがよいかも。
- マネーベルト
現金や交通機関のチケットをポケットに入れておくのは不安なので、服の下に装着できるようなものがあると便利かもしれません。
- 南京錠
僕は高価なものをホステルに置きっぱなしにすることはなかったので、ロッカの錠は持って行きませんでしたが、あってもよかったと思います。心置きなく観光を楽しむのには必要かもしれません。
あとはいつものツーリングに持っていくものでいい感じです。