先日、 MacBook White (Early 2009) 上の Mac OS X Snow Leopard をクリーンインストールしました。
さいきん無駄に容量が食われている気がしていましたし、動きも緩慢になってきた印象があったので、最低限必要なファイルのみバックアップして、クリーンインストールすることにしました。
また、この勢いに任せて、 Windows 7 Ultimate を Boot Camp でインストールしてみることにしました。というのも、阪大は Microsoft と包括契約を結んでおり、その学生や教職員は、個人のコンピュータに無償で Windows や Office をインストールすることができるのです。
その時の覚え書きもかねて、その工程をメモしておきます。
前提として、 Snow Leopard がインストールされている僕の MacBook White (Early 2009)では、 Boot Camp できる Windows 7 は 32bit 版のみです。ですから、以下の説明はすべて Mac OS X Snow Leopard と Windows 7 Ultimate 32bit のものです。自分の Mac にどの Windows をインストールできるかは、 Apple のサポートページで確認してください。また、 Windows の Boot Camp に Mac のクリーンインストールは必要ありません。 Boot Camp のみしたい方は飛ばしてください。
今回は、学内専用のサーヴァから申請書をダウンロードし、生協に注文できる Windows 7 Ultimate のインストール DVD を僕は使用しました。この方法の場合、ひとつの Mac だけで完結できますし、 Windows 7 Ultimate 32/64bit を入れることができます。一方、 Mac 以外の PC が必要で、手間もかかりそうですが、あえて Windows 7 Enterprise 32/64bit の方がよい方は、 id:sky-y の記事を参考にするとよいでしょう。とても丁寧に詳しく書かれています。すごい。 Ultimate と Enterprise には決定的な差はないみたいです。
- 用意するもの
- Mac
- Mac OS X Snow Leopard インストールディスク
- Windows 7 Ultimate アップグレード版インストールディスク
- 外部メディア(バックアップをつくる場合)
- 多くの時間
- 手順
- Mac をクリーンインストール
- Windows を Boot Camp
- Windows の認証
- 環境設定
- Mac をクリーンインストール
- iTunes や iPhoto のフォルダを他のメディアにバックアップ (バックアップをつくる場合で詳細は割愛)
- MacBook に Mac OS X Snow Leopard のインストールディスクを挿入
- 画面に沿って再起動し、ディスクが立ち上がったら、メニューバーから Disk Utility を起動
- Mac のインストールされていた HDD のパーティションを Erase タブから Mac OS Extended (Journaled) でフォーマット
- 画面に沿って、 Snow Leopard を新規インストール
- Software Update で更新
- 外部メディアにバックアップしたファイルを所定の位置へペースト(バックアップをつくった場合)
- Windows 7 を Boot Camp する
- Mac の Application フォルダまたは Snow Leopard インストールディスクから Boot Camp Assistant.app を起動
- Windows に割くパーティションの容量を決める( Windows 7 Ultimate だけなら 30GB くらい)
- Windows のインストールディスクを入れて、インストールを開始
- Windows 用のパーティションを選択し、 NTFS でフォーマット
- 画面に沿って「新規」インストール(ここではプロダクトキィがはじかれるのでスルー)
これで、 Windows 7 の 30 日間試用版がインストールされますが、プロダクトキィの認証がまだです。実は、 Windows Vista および 7 はアップグレード版のみで新規インストールができます。つまり、試用版がインストールされている状態でも、Windows が正規にインストールされていると認識されるようです。詳しいことは知りませんが、あまりよくない方法だと思います。契約上は問題ないのでさきに進みます。つぎは上書きインストールです。
- Windows の上書きインストール
- さきほどインストールした Windows 7 試用版に、さきほどと同じインストールディスクを入れて、 Computer から起動
- 画面に沿って「上書き」インストール
- インストール中の画面か、またはインストール後の Computer のプロパティからプロダクトキィを認証
- Windows Update で更新
- Apple のサイトから Boot Camp.exe をインストール
これでインストールできました。パチパチ。執筆当時の Boot Camp.exe のヴァージョンは 3.2 でした。できるだけ最新版にしておきましょう。
あとは環境設定をいじります。
- 環境設定
まず、トラックパッドなどの設定をします。 Program Files 内の Boot Camp.exe を起動すると、タップしてクリックなどの各種設定項目があります。これで、より Mac の UI に近づけられます。
また、僕の Mac には US キィボードがついているため、 Mac では変換に Command + Space を使うのですが、このままだと、 Windows ではうまく変換できません。なぜなら、 Boot Camp 上の Windows では、 Command が Windows キィ と認識されるからです。そこで、まずはキィマップを変えましょう。日本語キィボードの方は、てきとうに飛ばしてください。
今回つかったのは、 KeySwap.exe です。僕は、左右の Command に左右の Ctrl を、左右の Option に左右の Alt を、左の Control を左の Windows キィにマッピングしました。これで Mac っぽくなります。でも、これだけだとまだ変換はできません。このあたりも参考にするといいと思います。
今度は、 Control Panel のキィボードの設定を変えます。 MS-IME の場合、 MS-IME のプロパティを開いて、キィマップのカスタムを選択し、 Ctrl + Space の欄を、一番左側のみ IME ON/OFF に割り当てて、あとの項目は削除しましょう。 Google IME の場合、同じくプロパティを開き、キィマップのカスタムを開きます。そのままだとキィに文字入力以外の役割が持たされていませんから、まずは MS-IME や ATOK のキィマップの基本型をインポートして、そこに Ctrl + Space の役割を追加します。 ”DirectInput | Ctrl Space | Activate IME” と、 “Precomposition | Ctrl Space | Deactivate IME” を追加します。これでやっと変換できるようになりました。
- 補足
なにはともあれ、これで一応 Boot Camp の設定は終わりです。コンピュータの起動時に Option を押しっぱなしにすると、 Mac と Windows のどちらを起動するか選べます。最後に、注意点をさらっと。 Windows の試用版をインストールしてから、すぐに上書きインストールした方がいいです。試用版のままいろんなソフトを入れてしまうと、上書きでハマることがあります。僕の場合、 Boot Camp.exe を先に入れてしまって、ハマりました。そんなドジを踏むのはたぶん僕くらいでしょうけど、そこだけ気をつけてください。
あとは、 Mac や Windows に必要なソフトウェアを適宜インストールして遊びましょう。僕が Mac に真っ先に入れた基本的なアプリは iusethis に載せています。よかったらご覧下さい。
あー疲れた。コーヒー飲も。